2010年11月24日水曜日

おせちで学生時代を思いだす




Jalshoppingam.comを見ていたら、母へ年末におせち料理を送りたくなった。それと言うのも、ウェブを見ていたら、僕が学生時代に年に一、二回大学規模で宴会を催した料亭が、ウェブに掲載されていたからだ。


懐かしくなって、京都『涌泉閣』のおせち料理を、母に送って見てはどうだろうかと考えた。掲載されてある中で『涌泉閣』のおせち料理は一番安い。それでも、三段重箱で185ドルもする。


僕が学生の頃に、文芸部を創部して同人雑誌発行した。先生に原稿を貰いに行く段階になって、先生が原稿を書くのを忘れたと言い出した。締め切りはすでに過ぎている。僕は困り果てた。


僕の困り果てた様子を見かねて、先生は学校の傍にある喫茶店に僕を呼びつけて、原稿をすらすらと書くのである。一時間位、絶え間なく執筆している先生の姿に、僕は感動を覚えた。


当時は、鷲田清一先生は講師であったように思う。たまたま、文芸春秋を読んでいた折に、鷲田先生が書いておられたコラムの記事の傍に、大阪大学教授と肩書があった。


僕は鷲田先生から哲学を学んだ。授業中に何度も見識の相違から、論議を幾度もやったこともある。僕は、おせちで学生時代を思い出した。





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