2010年11月28日日曜日

イエスを信じホトトギス




いよいよ、ホリデーシーズンに突入した。僕はのんびりと静観の構えだ。ジョイと江美子は、毎日忙しくしている。


病気になる以前は、雑事に追われて忙しかった。この季節になると、プレゼントを何個も買わなくてはならない。プレゼントを買う人の、名前を羅列したリストを持って、ああでもない、こうでもないと独りごとを言って、師走の街を奔走しなければならない。それも、また楽しい。


イエス様の誕生日の日に、プレゼントを交換しなければいけない道理が分かりませんが、子供たちの喜ぶ姿が、つい、見たくて、毎年親戚の子供たちにプレゼントを配る。


僕の友達に15歳の男の子いますが、未だにサンタクロースがいると信じて疑いません。今時、この様に純粋な少年は滅多にいません。


最近、つと、正岡子規の事を考えることが多くなりました。NHKのドラマ「坂の上の雲」の影響かも分かりません。子規は死を迎えるまでの約七年間は、結核を患っていました。もう一度『病床六尺』を読み返してみました。子規は病床六尺の世界を、私には広すぎると言いました。


僕が大病をしてみて、子規の胸中を察することができました。僕は強がりばかりを言う。子規は思いのままを伝えている。実に尊敬に値する文学者である。僕は若い頃から正岡子規先生に私淑していたのだ。


結核は喀血することから、ホトトギスは血を吐いて死ぬので、俳号を子規(ホトトギスの別名)と名乗った。


僕も喀血したことがある。救急車で病院に運ばれて、直ちに手術。口から溢れ出る血液は、もう、これで最期かと思いました。


 


「喀血しイエスを信じホトトギス」





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