2010年11月22日月曜日

命拾い




僕が日本に住んでいたら、今頃は死んでいたかも知れない。末期癌で倒れたこと、日本はアメリカよりも癌治療が十年遅れていること、日本の医療費が高いことなどが挙げられる。


アメリカの医療費方が、べらぼうに高いのではないかと思われがちだ。アメリカには低額所得者向けのメディカル制度がある。従って医療費、入院費、薬が一切無料である。


僕が病気で倒れてから二年半までに使った医療費は、日本円に換算して7000万円は下らないであろう。幸いにも僕はメディカルを持っている。日本でもよく知られている抗癌剤、Nexavarは8000ドルもする。


アメリカで大病をすると、2000万や3000万円の貯金があっても、医療費の高いアメリカでは、一ヶ月も経たないうちに消えるであろう。


財産が無くなれば、メディカルに該当する。僕も微々たる蓄えを全部使ってしまったので、メディカルが適応される。


日本の医療制度で、7000万円ものお金が無償になりますか。アメリカに暮らしていたお陰で、僕は命拾いをしました。





0 件のコメント:

コメントを投稿