2010年11月18日木曜日

三人ともバラバラ




もし僕が言語障害でなかったら、右半身が不随でなかったら、末期癌だけであったなら、ジョイの学校への送迎と、勉強を見てあげることが出来た。休みの日には、公園でジョイと二人で遊ぶことが出来たのに。


 もしも、もしもと、悔やまれる。今日は、家族の心が三人ともバラバラだった。独りで苦しいひと時を過ごしたくない。


救いは、江美子もジョイも明るいこと、根に持たないこと、気分の切り替えが直ぐにできる。僕一人だけが暗い、そして根に持つ、気分の切り替えが出来ない。





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