2010年12月22日水曜日

洋酒




僕が子供頃、大人がウイスキーを飲む時、その殆どが、ハイボールで飲んでいたと記憶している。僕が大人になって、周りの人たちがウイスキーを飲む時、全員が水割り飲んでいる。長い期間、水割の時代が続いた。


巷では、ハイボールで飲むのが流行っている。ハイボールで飲むと酔いが早まる。胃が炭酸よって刺激されるからだ。


ウイスキーと言えば、ショット・グラス。ストレート・ノー・チイサーに限る。格好のアペタイザーになる。水割りで飲むのは邪道だ。


僕はかつて、洋酒のコレクターだった。日本に住んでいた時に、僕の部屋にホームバーがあった。お薦めは、バランタインの17年もの、30年ものは値が張りすぎる。


よく飲んだスコッチは、シイバスリーガル。バーボンであれば、アーリータイムス。ウオッカはモスコワヤ。最後にコニャクはナポレオンのビスキーだ。


往時、足しげく通ったバーは、大阪ロイヤルホテルのセラーバー。世良譲さんのジャズピアノを聴きながら、フォアグラのテリーヌを肴にグラスを傾けた。渡米してから、クラウン・ローヤルの美味さと飲みやすさに出会った。


良き時代であった。





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