いろはかるたには『江戸かるた』と『上方かるた』の二種類がある。
『江戸かるた』の「い」は、「犬も歩けば棒にあたる」
『上方かるた』の「い」は、「一寸先は暗(やみ)」
『江戸かるた』の「い」の図柄は、棒に当たった犬が痛々しい顔をして、
キャンと鳴いている。
「犬も歩けば棒に当たる」とは、でしゃばるから禍に遭う。または反対の、
出歩いていて意外な幸運に出くわすこともあるの意味。その時の状況に応じて
使い分けていたが、近年では積極的に行動すれば道は開ける。と言った
意味で使われることが多い。
クイズ
(その1)
馬の耳に念仏、猫に小判、猫に石仏、牛に経文、豚に真珠、
これらの意味は「値打ちの解らないこと」である。
次の四角の中に文字を入れて俚諺を作りなさい。 犬に□□
(その2)
柴イヌと読むのか、柴ケンと読むべきか? 犬種によって呼び方が違う。
イヌとケンの区別をしなさい。
柴犬、土佐犬、秋田犬、北海道犬、紀州犬、樺太(カラフト)犬
【答え】
(その1)犬に論語
(その2)イヌ・・・柴犬、秋田犬、土佐犬
ケン・・・北海道犬、紀州犬、樺太犬
* 例外もあるが、基準として日本産犬種は「イヌ」、外国産犬種は「ケン」
0 件のコメント:
コメントを投稿