2010年12月10日金曜日

揺れている語句




大(だい)と大(おお)の読み方については、原則として「大」のあとに音読みの語句「漢語」がくると(だい)、訓読みの語句「和語」であると(おお)と読むのが一般的。


NHKでは「大地震」を(おおじしん)と読ませているので、各民放も右に倣って「おおじしん」と読んでいる。NHKの『ことばのハンドブック』によると「大地震」の場合は正しくは「おおじしん」であるとの明記がある。


ここで日本放送協会に質問がある。「大震災」はだいしんさいと読み、おおしんさいとは読まないので煩わしい。NHKはよほどじしんがあるかと見えて頑なに「おおじしん」と読みつづけている。


「だいじしん」か「おおじしん」か、この揺れている語句の読み方については、読者の判断にゆだねることにしたい。


 





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