2010年12月11日土曜日

名 前




先日、来米したばかりの知己から、同行の女性を紹介された。名前はミキミキ。


「愛称ですか」と、尋ねると、山村美樹さんが三木さんと結婚して、フルネームがミキミキになったと説明してくれた。


阪神タイガースの監督は真弓だが、真由美さんが真弓さんと結婚したらマユミマユミ。美和さんが三輪さんと結婚したらミワミワ、真紀さんが牧さんと結婚したらマキマキだ。


アメリカで珍しい性の日本人女性と知り合ったことがある。


「で、あなたのお名前は」


「材木屋です」


「お父さんの職業ではなく」


「ですから、材木屋です」


なんと、彼女の名字は材木屋だった。


 イタリア人の男性の名前にヨシコというのがある。ビバリー・ヒルズのロデオ・ドライブに、少しばかりくだけた貴金属店がある。ここの店長の名前がイタリア出身のヨシコさん。日本人観光客が店の中へ入っていくと、「わたしの名前はヨシコです」と、日本語で話しかけてくる。


観光客が笑い出したところで、店長は透かさず名刺を差し出して、自分の名前がヨシコであることを証明する。そこでまた観光客は笑い出す。てなぐあいである。


では、ここで大変珍しい日本人の性の一部を紹介する。


一番合戦(いちまかせ)、百目鬼(どめき)、仙人(せんにん)


音琴(ねごと)、目次(めつぎ)、花子(はなこ)


人首(ひとかべ)、宇宙(うちゅう)、九(いちじく)


 


 





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