2011年1月27日木曜日

蔵書




2008年の春に、現在の家に引っ越しをして来た。荷物も多く体調もすぐれなかったので、蔵書の整理は後回しにした。


蔵書はダンボールに入れて、ストレッジに積み上げてある。そうこうしているうちに、病に倒れしまった。


現在、蔵書の整理をしょうと思っても、体が不自由で何もできない。文献を味読して解析しなければ、論文は書けない。思案の日々が続く。


先ず、日本語で書いた原稿を英訳する。日本語で書いたとしても、間違えがあるのに、英語で書くとなると尚更である。僕はUCバークレイの文学者の教授に、間違えがあるか、表現がおかしくないかを確かめてもらう。健常な折には、教授とよくやり取りをしたものである。


僕の蔵書の半分は、実家の倉庫に眠っている。一同に揃わないと、これもまたストレスだ。一度、船便で分厚い専門書を数十冊、日本から送ってもらった。送料を知って驚いた。15万円もする。


とりあえず、『詩の見方と詩の評論集』をまとめ上げないとならない。健常な時でさえ、後4年はかかる。通算10年。


これも闘いである。めげずに論文を書くことに、専念をしたい。





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