2011年1月19日水曜日

ラーメンの傑作




僕が数年前に帰国した際に、奈良に住んでいる甥に、ラーメンを食べに連れて行ってもらった。道頓堀(大阪)に開業当時は、僅か9席でスタート。その名も『神座』(かむくら)だ。


ラーメンはスープが命。ひとくちスープを飲むと、コクのきいた癖のない味であっさりと仕上っている。ラーメンに絡んだスープを味わうと、これがまた、絶妙な風味と豪奢(ごうしゃ)な味が、口の中に旨味のメロディーを奏でてくれる。スープ、ラーメン、チャーシューの、まろやかで研ぎ澄まされたオラトリオがたまんない。


たかがラーメン、されどラーメン。これはラーメンの傑作である。餃子も後を引く味。


 





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