2011年9月24日土曜日

ご挨拶

  『帰って来たひつじ』は、20116月に3ヶ月ほど中断いたしましたが、装いも新たに、8月『復活したひつじ』として甦りました。

   今まで以上に『復活したひつじ』は、祝福を持って読者の皆様を大歓迎いたします。これからも『復活したひつじ』を、末永く宜しくお願いします。

2011923

2011年8月21日日曜日

暴 力




星野監督が中日ドラゴンズの監督をしていた時分に、審判の判定に対して猛烈に抗議したことがあった。結局、聞き入れてもらえなかったために、星野監督は激怒のあまり審判に暴行を働いた。


その審判は肋骨を骨折して入院する羽目となったが、ことの一部始終を見ていた観戦者の二人が、提訴したことから問題は更に大きくなった。 


当時の星野監督は「自分は今までに人に頭を下げたことのない男だ」と、強気の発言を呈していたが、紛争に至らないように球団が早急に根回しを計ったために、暴行事件はいつの間にか闇の中へ葬られてしまった。


多分、球団側は、内密に多額の示談金を審判に払ったものと思われる。


もし、同じようなことが大リーグで起こったならば、その監督は球界から永久追放されるだろう。裁判に至っては、禁固刑の評決が下される可能性が十分にある。そもそも審判に向かって手をあげるだけでも大騒ぎとなる大リーグで、肋骨を骨折させるなどとは尋常ではない。


野茂やイチローそして松井の活躍は、日本の野球がメジャーでも十分通用することを証明してくれた。だが、暴力に対してあまりにも寛容すぎる日本球界の体質は、世界の目には野蛮な行為を黙認する組織であると映るであろう。


選手同士の殴り合いはメジャーでも見られるが、情けないことに日本のプロ野球界では、相手が体の大きい腕っ節の強そうな外人選手であれば、日本人選手の大半は逃げ出してしまう。


自分よりも弱い者には暴力を振るい、強い者からは逃げ出してしまう。これでは野球を観戦している青少年に、健全なイメージが伝わらない。


スポーツマンは紳士であれ!





テナーサックス




スタン・ゲッツのテナーサックスを聴きながら、この稿を書いている。スタン・ゲッツのプレイは、調子が悪い時に吹けばハチャメチャだけど、調子が良好の時に吹くサックスが、天才的な才能を発揮する。


スタン・ゲッツと言えば、アストラット・ジルベルトと組んでの、ボサノバが有名だ。スタン・ゲッツのテナーサックスは、いつ聴いてもメローなサウンドである。果物に例えると食べごろだ。


ジョー・ヘンダーソン(日本ではジョーヘンの愛称で親しまれている)とスタン・ゲッツは気がよく合った。ともにテナーサックスを吹く二人は、とても気難しい。


教えてくれたのは、ジョー・ヘンダーソンのガールフレンド、マリコさん。僕が若い頃によく聴いていたテナー・マンは、この二人以外にレスター・ヤング、ズート・シムス、ハンク・モブレー、セルダン・パウエル、ジョニー・グリフィンetc。


僕もテナーサックスを吹く。酔いしれてないと名演は期待できない。





My Little One / 愛しいわが子へ 新井雅之




愛する妻がいてJoyがいる


三人だけの小さな世界


幸福のさざなみが



ぼくの胸底に打ち寄せる


 


食卓を囲んで


目を閉じて


静かに三人で祈ると


こころが一つになる


感謝の思いが溢れてくる


 


ぼくは弱い


キリストがぼくを強くしてくださる


ぼくが喜びにひたっていたら


江美子もJoyもすこぶる元気だ


互に愛しあうことを忘れない


 


神様はわたしたちを選ばれた


逆境には知恵と力を


順境には謙遜を


大いなる確信は希望


何事でもやってのける勇気


 


愛しいJoyよ


父がいる


母がいる


イエスの愛に包まれて


さあ 恐れずに


黄金の人生を歩め





肝が美味しいことを、肝に銘じた




今から二十四五年前、初めて鮨屋でカワハギの肝のにぎりを食べた時、その味に度肝を抜かれた。美味しいことを超越していた。


以来、カワハギの薄作りに(カワハギの)肝醤油をつけて食べることを覚えた。アンコウの肝とは比較にならない味だ。


フランスはリヨンのレストランで、トゥルヌド・ステーキの上に、ソテーしたフォアグラとトリュフを乗せて、食べた時の感奮と類似していた。


僕は、肝が美味しいことを、肝に銘じた。





お祈り有り難うございました




皆様、お祈り有り難うございました。心から感謝申し上げます。皆様のお祈りのお陰で、無事退院することができました。主を賛美し褒め称えます。ハレルヤ!


この度の治療は簡単に説明すると、僕の体を被爆させることによって、癌細胞を死滅させることにあります。


病室は放射能が漏れないように、コーティングがされていました。5人のドクターが特別な装備姿で、一錠のカプセルを金属製の分厚い箱に入れて表れました。


ドクターは僕にカプセルを渡す前に、汗が多量に出るのと、喉が渇くと告げました。4時間は水を飲んではいけません。4時間後には水を大量に飲んでください。僕は4時間が勝負だなと悟った。


これで治療は終わった。後は僕の体内から放射能が消えるまで、水を大量に飲むことである。尿によって放出されるのだ。それまでの3日間は隔離される。





悔やまれる




27年来のホームドクターを信頼しきっていたので、僕の間違えでした。体の調子が悪いと感じたら、直ぐに大きな病院へ行って精密検査を行うべきだった。


当時、僕には健康保険が無かった。大きな要因はこれだ。今更ながら悔やまれる。